田舎では当たり前!? 超ディープな田舎の会社の特徴5選

スポンサーリンク

こんにちは!ぷうです!

皆さん、田舎の会社というと、どのようなイメージですか?

私は現在、田舎の中小企業で働いています。

元々は東京・大阪・名古屋で仕事をしていたのですが、結婚を機に地元である和歌山県に戻りました。

田舎の企業に転職するまでは、都会でバリバリのIT企業で仕事をしていたので、転職してその独特の文化に衝撃を受けました。

そこで今回は、私が衝撃を受けた田舎の会社の特徴5選をご紹介します。

是非ご覧ください。

この記事はこんな方にオススメ
・これから田舎へ移住する方
・結婚を機に田舎へ嫁ぐ方
・これから田舎へ転職する方
それでは見ていきましょう!
スポンサーリンク

田舎ってどれぐらいの田舎?

私が現在住んでいるのは和歌山県です。人口は約90万人で、日本全国の人口ランキングでは40位という田舎っぷりです。

和歌山県についての詳細はこちらからどうぞ。

ではどれぐらいの規模の会社なのか、私の前職と現職を比較してみます。

●前職(都会)の会社:社員約2,000人、東京・名古屋・大阪・福岡に事業所がある
●現職(田舎)の会社:社員約40名、他地域の事業所無し
いわゆる田舎の中小企業で働いているということになります。
現在住んでいる地域も人口3万人前後という小さな町で、そこにある中小企業が私が現在働いている会社となります。
スポンサーリンク

田舎の会社の特徴5選

それでは、田舎の会社の特徴を5つ、ご紹介していきます。

特徴① 同族経営が多い

田舎ではよくあることで、私の会社も同族経営になります。

同族経営・・・親族などが経営する組織のこと。「親族経営」「家族経営」と同意。
親が会長、その子供が社長、社長の妻が専務、といったように親族が経営している会社が多いです。
私の会社もそうですが、私の友人知人の勤め先や周囲の会社も同族経営が多いです。
経営層は全て親族のため、方針等を決めたり何か大きなことを決断する時も、意思決定のスピードは速いです。基本的には社長の一言ですべてが決まります。
親と子の仲が悪く意見が違っていて、社員が振り回されるなんて事は日常茶飯事です。また、経営側に外部の人間がいないので、会社に新しい取り組みや風土を取り入れることは難しいです。

特徴② 役職が存在しない

田舎で働く会社員には、いわゆる課長や部長といった役職の概念がありません。(社長や会長等の役職はさすがにありますが)

役職の概念がないといっても会社によりますが、特に田舎に多い加工系の工場では、そもそも部署という概念がない場合が多いんです。

例えば私の会社でいうと、事務所と作業現場という区分で分けられています。人事部や営業部といったものはありません

疑似的な「ホラクラシー組織」のような企業が多いのです。

ホラクラシー組織・・・階級や上司と部下の上下関係が存在しない、全員が対等な組織のこと。
私は役職というものにストレスを感じていたので、役職の概念が無いだけでかなりのストレスフリーです。
役職が無いということは、昇格するということがない、ということです。なので、目標を持てなくモチベーションを維持できないという方がいるかもしれません。

特徴③ 基本タメ口

社歴や年齢が上であろうと、お構いなしにタメ口です。更に社長に対しても社員はタメ口です。

都会の会社じゃ考えられません。

仕事をしていて、「社長そこにあるペン取って」や「社長これどうすんのよ?」なんて会話が普通に飛び交っています。

更に友人は、社長を怒って社長が家に謝りに来た、なんていうとんでも話もあります。

特に和歌山県の紀中地方ではこのタメ口の文化は色濃く残っていて、海の近くのエリアでは特にタメ口の文化が強いです。

敬語を使わなくていいので、気楽に話せます。いわばフランクな社風の最上級かもしれません。
都会から転職した場合は、敬語が染みついている場合が多いので、逆に気を使うかもしれません。(私がまさにそうでした。)また、相手側も敬語を言われて慣れていない場合があるので、気を使わせてしまう可能性もあります。

特徴④ 会社から色々なものを貰う

皆さんは会社から給料以外で何か物を貰うことはありますか?

田舎の会社では、給料以外に実に様々な物を貰います。

例えば、

●社長や会長の畑で作ったレタスや茄子や白菜
●釣ってきたアジ等の魚
●冷凍のタコや鮭

こういったものをよくいただきます。実にほのぼのとしていると思います。

特に野菜については、会社を経営している人は、広大な私有地に畑を持っており、その畑で出来た野菜をおすそ分けしてくれるんです。

ある日、出勤したら大きい白菜が大量にカゴに入っており、「各自持ち帰ってください」と紙が貼ってあることがあります。

家計が助かるのでシンプルに嬉しい。
要らなくても不要と言いずらく、結果持って帰ってしまう。

特徴⑤ 休日出勤や残業でご飯が出る事がある

仕事が忙しく休日が出勤日に変わったり、残業で夜遅くなる場合、会社からご飯が出ることがあります。

中には2.000円のお弁当が出る、なんていう会社もあるようです。

遅くなるとお腹減るんで、お弁当出るのは有り難いですね。

私が以前働いていたIT系の会社ではもちろんご飯が出る、なんてことはありませんでした。というより、ご飯が出る会社の方が都会では珍しいかもしれません。

ちなみに休憩時間にはお菓子が出る会社が多いです。スナック菓子やチョコレート、時々ケーキもあったりします。

残業で遅くなってもご飯が出るので、お腹はすきません。美味しいご飯を食べれます。
繁忙期は毎日残業で、毎日お弁当が出ていたので、体重が増えました。体調や体重管理はしっかりしないといけないと思います。
スポンサーリンク

記事を書き終えて、、、

以上が田舎の会社のディープな特徴5選になります。

まとめると、

特徴① 同族経営が多い
特徴② 役職が存在しない
特徴③ 基本タメ口
特徴④ 会社から色々なものを貰う
特徴⑤ 休日出勤や残業でご飯が出ることがある
になります。
田舎の会社は、都会の会社に比べて福利厚生が整っていません。ですが、野菜を貰えたりご飯が出たりと、社員を大切にするお裾分けの風土が根付いています。
厳しかったり細かいルール等も無いので、割と自由にのびのびと仕事ができるといえます。
ただその分、人間関係はやはり大事にしないといけないと思います。
田舎には人情溢れる魅力的な風土や風習が多くある、素敵な会社が多くあります。
これから、田舎の会社に転職する方や引っ越す方は、是非当記事を参考にして頂ければ幸いです。
それでは、さようなら!
タイトルとURLをコピーしました