
こんにちは!ぷうです!
今回はアウトソーシング業界で生きていく為に必要なことを紹介していきます。
私は6年間、アウトソーシング業界で働いてきました。
この業界で生きていくことが難しく、将来に不安を覚えたので、現在は別の業界で仕事をしています。
ですが、6年間働いてきて、アウトソーシング業界でのキャリアアップや昇給に必要なことは身に染みて感じました。
これから働く方、既にアウトソーシング業界で働いている方は是非見てください。
●アウトソーシング業界で働くメリット・デメリットとは?こちらをチェック!
アウトソーシング業界とは?
そもそもアウトソーシング業界とはどういった業界でしょうか?
簡潔にいうと「企業が行う事業の一部を外部に委託する」業態を言います。
例えば、コールセンター部門を全員自社社員で運営すると1,000万円の経費がかかるとします。
ところが、アウトソーシングで500万円で外部に委託できると、単純にコストを500万円抑えることができます。
自社からすればコストを抑えれる、受注した会社からすれば契約できて売上が上がる、という訳です。
そして、アウトソーサーとして私たちが顧客の社内の部署にて仕事をする、ということです。
アウトソーシング業界で生き抜くための3つの方法
それでは、アウトソーシング業界で生きていくために必要な3つの方法についてご紹介してきます。
結論から言います。アウトソーシング業界で生き抜くためには以下の3つを意識・実践してください。
①現場の仕事に埋もれない
アウトソーシング業界で働くということは、出向先の会社で働くということです。
つまり、あなたが行う仕事はその出向先の会社の仕事になる訳なんです。でも、あなたは出向先の会社の社員ではありません。
あくまでもその会社の現場に出向しているだけなのです。
例えば、その現場の契約が終了したら?違う現場への出向命令が出たら?
そうなった時に、現在出向している現場の仕事しか出来なかったら、きっと別の現場へ出向した時に困ると思います。

わたし、この現場での知識しか無いです、、、は社会では通用しません
現場の仕事に埋もれてしまっていた私
よっぽど器用な人や仕事ができる人で無ければ、普通の人は、今自分がしている仕事で手一杯です。

もちろん、私も目の前の仕事で精一杯でした。
日々の仕事が忙しく業務時間が終わり、そして帰宅後は疲れて寝る。そんな毎日でした。
完全に現場の仕事に埋もれてしまっていたんですね。
今思うと非常にもったいない毎日を過ごしていたと思います。帰宅して空いた時間に資格の勉強をすることもできたし、会社のイベントに参加して顔を広めることもできました。
ですが、当時の私は毎日の疲れで仕事と寝るの繰り返しだったんです。
考え方が変わった上司の一言
大阪から名古屋へ異動となり、そこで私は初めて、現場の仕事だけが全てではない、ということを気付かされました。
それは上司のある一言です。
「食いっぱぐれないような知識やスキルを身に付けろ」
その一言で私の考え方が変わりました。
どの現場でも通用するスキルは何か?それまでは現場の仕事のみしていた私が、どこでも通用する人材を目指すようになったのです。

重要なのはどの現場でも通用する技術やノウハウです。
②自分は常に営業職だということを忘れない
現場へ出向しているあなた、実は営業職なのです。

私は現場でシステムエンジニアをしているのに、営業職なんですか?
そうです、現場でコールセンターのオペレーターをしている人もシステムエンジニアや保守をしているあなたも、アウトソーシング業界では社員全員が営業職です。
全員営業職って?
アウトソーシングとは、顧客の現場で仕事をすることです。つまり、顧客の社員と一緒のフロアで仕事をする訳です。
休憩室や喫煙所での顧客の社員との何気ない会話から、抱えている課題や悩みを聞けることだってあります。

新規契約を貰えるチャンスは常にあり、その最先端にいる訳なんです。
③社内ヘッドハンティングを意識する
上述の①②は外部に対する意識・実施してほしい事柄でした。
最後にご紹介するのは内部に対する事柄です。内部とは社内(出向先の会社ではなく、自分が入社した会社)のことです。
自社営業を怠らない
自社内の先輩や上司に自分を覚えてもらう。まずはこれをして下さい。
自分の存在を知られなければ、何も始まりません。
自分を覚えてもらうために、会社が開催するイベントには積極的に参加することをオススメします。

イベントによく参加すれば、自ずと自分を覚えてもらえます。
どこでも通用するスキルや資格取得をする
私の同期で現場から本社の経理部へ異動になり、昇格した人がいます。
その人は経理部で働きたかったので、「日商簿記」や「給与計算検定」等の資格を取得しました。

休日以外に、業務後や休憩時間を活用し勉強していました
イベントにはできるだけ参加し、経理部の人へ社内営業を積極的にしていました。

経理部で通用する資格+社内営業の成果ですね!
ちなみにアウトソーシング業界では出向先の現場で仕事をするより、本社勤務や社内の営業部や人事部などの方が給料は高く、昇給昇格も早いです。
まとめ
以上、アウトソーシング業界で生き抜くために必要な3つの方法をご紹介しました。
まとめると、
②自分は常に営業職だということを忘れない
③社内ヘッドハンティングを意識する