
こんにちは!ぷうです!
私が新卒で入社した会社は、アウトソーシング業界でした。
初めから知っていた訳ではなく、アウトソーシング業界だと知ったのは入社して随分経ってからでした。
就職活動をする時、企業研究や業界研究はすると思いますが、私は全くしませんでした。
当時、とにかく遊びたかったので、「給料・勤務地・年間休日」が良い会社で就職活動をしていました。
結果として、アウトソーシング業界に入社して6年間働きましたが、新卒で入社するにはあまりオススメできないです。
なぜオススメできないのか、今回はその理由について詳しくご紹介していきます。
・就活中の方
・新卒・第二新卒の方
新卒でアウトソーシング業界はオススメできない理由
新卒でアウトソーシング業界に入社しない方が良い理由は、以下の2点です。
②転職する時の選択肢が狭まる
①特殊な働き方
新卒の方にオススメできない理由の一つ目は、特殊な働き方にあります。

特殊な働き方って?
アウトソーシングというのは、企業の事業の一部を外部の会社に委託することです。
アウトソーシング企業に入社した場合、基本的に委託している外部の企業に出向し、その出向先の企業の業務をします。
私は6年間で3社の企業へ出向し仕事をしました。私を例に挙げると、
1社目→車メーカーのシステム部でメール移管業務。
2社目と3社目は業種が異なりますが、どちらもインバウンド型のコールセンター。
3社とも業界が全く異なる企業です。この間、自社の仕事をしたことはほぼ無いです。
自社の仕事をすることは皆無に等しい
前述した通り、出向先の企業の仕事をします。
今働いている現場が終われば、次の現場へ出向します。もちろんローテーションで別の現場へ出向になることもあります。
よほど才能があるか世渡り上手でも無ければ、こうやって現場をひたすら渡っていく場合がほとんどです。
例えば、自社で新規営業をする、経理の仕事をする、というような直接自社に関わる仕事はほとんどしません。
自社の部署へ配属される可能性は低い
私が入社した時は同期が17人いました。その内、15人は現場へ出向し、残りの2人は本社経理部と社長の秘書への配属でした。
その後、私の同期で自社への異動になった人はいません。私のように現場を渡るか、同じ現場で働くかのどちらかです。
転職率が高い
上述した理由から、自分の会社で働いている感覚が無くなり、モチベーションが低下します。そして、転職を考えだす人が非常に多いです。

何を隠そう、私も転職した一人です。
そのため、アウトソーシング系企業の離職率が高いのです。
実際、私の同期は17人中、私を含め14人が既に転職しています。
②転職活動の際に不利なことが多い
実際に転職活動を行った私の意見としては、アウトソーシング業界から他業界へ転職活動をする時に不利になることが多いです。

なんで不利になることが多いんでしょうか?
私が転職活動をした時の状況を交えて、詳しく説明しますね。
応募書類を書くのが一苦労
私の場合、6年間の内合計5年間はコールセンターの現場でした。
転職活動を始めた時は、営業職を志望していたのですが、応募書類が中々書けないんです。

これは本当に困りました。
コールセンター業務しか行っていなった私が営業職の志望動機や、職務経歴書に何と書けばいいのでしょうか。
同様の理由で同じ時期に転職活動を始めた同期も、応募書類の作成に苦戦していました。
これに関しては転職エージェントを活用する方が確実かつ無難です。
アウトソーシングという時点で、面接時に既にマイナス評価
転職活動で、結果として数十社の面接をしたのですが、面接での説明がとにかく難しいんです。

面接で説明が難しいって、どうゆうこと?
そもそも、アウトソーシング業界というのがあまり認知されていませんでした。認知している企業でも、あまり良くない印象があるようです。
例えば面接で、
・アウトソーシング業界ということですが、自らの意思でこの現場に行ったのか?違うなら、何故自らの意思で行けなかったのか?
といった事をよく聞かれました。
当然、出向する現場は会社が決めることで、自分で自由に決めれる訳がありません。
・自分の意思で現場を選ぶアクションはしたか
・アクションしていないなら、何故しなかったのか
こういったことを鋭く聞かれました。
つまり、積極性が無い、という評価になることが多いということです。
まとめ
新卒がアウトソーシング業界に入社するのをオススメできない理由をまとめると、
②転職する時の選択肢が狭まる